2014/8/11
香川県丸亀市のフェリーに乗ること一時間弱。
人口が300人にも満たない塩飽諸島の離島「広島」へ行き
島民の方へ向けた和紙ワークショップのお手伝いをしました。
-HOTサンダルプロジェクトとは-
丸亀市文化観光課の主催による、美大生対象のプロジェクトです。
東京都内の美術大学の学生を対象に、塩飽諸島の島々に滞在し
島民の方々と交流を深めながら作品を制作を行います。
2012年の夏に第一回が発足し、自分は一期生として塩飽諸島の「小手島」に滞在し
制作を行いました。
2013の2回目と今年は"OB"としてワークショップのお手伝いに島を訪れています。
本年度ワークショップの講師を務めるのは、女子美術大学日本画専攻准教授の
宮島 弘道先生です。
“泥間似合紙”という鉱石が混合した和紙からヒントを得て、
石材場が有名な広島の“青木石”と、和紙の原料である楮を混合し、
手透き和紙を島民の方々に体験して頂きました。
直前に台風が四国地方に来ていたため、全3日間のワークショップが
1日に短縮されてしまったのは残念でしたが、過ごしやすいお天気で
ご高齢者の多い島民の方々も学生たちと触れ合い、とても元気に明るく
過ごされていました。
一昨年・昨年と、島民ワークショップを毎年楽しみに来られる方もおられて、
HOTサンダルプロジェクトがこれからも長く続いていけばと思います。