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4.26-5.9 小林大悟「 (伝わらなさの、困難と魅力。)」

撮影:小林茂太

 

21/4/26-5/9 2月に中目黒にオープンした「Hertz Art Lab(ヘルツアートラボ)」にて展示を開催しました。

 

小林個人の作品に加え、「社会福祉法人つみき」協力の元、同施設で月2回、小林が講師を務める「のびのびのじかん」の枠内で、子どもたちが作ったもの(本人が創作意図があるものも、無いものも)を組み合わせた展示を行いました。

 

教室では子どもたちに指導はしていません。

毎回、子どもたちにテーマを「提案」し、興味があればスタッフが一緒に作ったり、助言を与えたり。興味を持ってもらえるよう、アプローチをかけつつも、無理はさせない。講師の提案に興味が持てなければ、やらなくてもよい。何もせずいるだけでも構わない。あるいは、自分が興味を持てるようにテーマを変えてもよい。

しょっちゅうテーマから脱線してしまうわけですが、彼らへの「伝わらなさ」や、「思ったようにいかなさ」に私たちは刺激をもらっています。

 

そんな講師/生徒の関係とはちょっと違う空間の中から生まれた子どもたちの創作物(あるいは"痕跡")と小林の作品をなるべく同列に(完全に、は難しいと承知で)展示しました。

作品を飾ったり選んだりは小林(+のびのびスタッフ)ですが、展覧会は個展でもあり、グループ展でもあります。

 

 

今回の展示は「出来立てのヘルツアートラボ」「運営仕立てののびのびのじかん」それから「小林」の三方向の活動が掲げる「共通の想い」を探るような形で生まれました。

その過程から、展示に合わせ3つのワークショップを発案。会期中に会場内で実施しました。

 

ワークショップの様子は「ヘルツアートラボ」特設ページにまとめていただいています。

ギャラリーにまとめていただいた概要分も読むことができます。ぜひご参照下さい。

https://hertz-art-lab.weebly.com/2-daigokobayashi.html

 

加えて、会期中にトークイベントの配信を行いました。

(1回目ゲスト:上田紗智子さん(デザイナー、アートコミュニケーター) 2回目ゲスト:上田紗智子さん、五十嵐遥香さん(社会福祉法人つみき職員、のびのびのじかん担当) )

 

1回目は個人の作品について、2回目は「のびのびの時間」や子どもたちの表現に触れて、お話しています。

 

1回目アーカイブ

https://www.youtube.com/watch?v=o2scZj416jY&t=2104s 

2回目アーカイブ

https://www.youtube.com/watch?v=pltfP0f3Sis&t=5s